小児矯正(床矯正治療)
歯を抜かない床矯正
歯並びがガタガタになる原因の多くは、顎の成長不足により歯が生える場所が足りないためです。 床矯正治療では、基本的には永久歯は抜かずに、顎を拡げて歯を並べます。
早期に治療を開始すれば、費用も時間もかかりません。犬歯が生え変わってしまうと、犬歯の位置を治すために費用と時 間がかかります。様子を見て、手遅れにならないようにしましょう。
子供の矯正は、小学校1~2年生ぐらいから始めるといいでしょう。 開始時期が遅れて、犬歯が八重歯になると治療が複雑になります。
小学校に入学したら、歯並びチェックをお勧めします。 但し、受け口の場合は、4~5歳ぐらいからマウスピースの治療を始めるといいでしょう。
お気軽にお問い合わせください。 床装置という入れ歯のような物を使って、少しずつ顎を拡げていきます。なお、当院は、床矯正研究会の会員です。
歯科矯正Q&A
- Q1 矯正歯科治療の良い点、悪い点を教えてください。
- Q2 矯正歯科治療に年齢制限はありますか?
- Q3 中学生の息子の歯並びが悪いのですが、矯正歯科治療が勉強に差し支えないか心配です。
- Q4 一年後には結婚、転居が決まっています。今から矯正歯科治療を始めてよいでしょうか?
- Q5 矯正歯科治療後に気をつけることは何ですか?
- Q6 差し歯があっても矯正歯科治療は出来ますか?
- Q7 矯正中に虫歯になった場合、治療は可能ですか?
Q1 矯正歯科治療の良い点、悪い点を教えてください。
歯並びが悪いとブラッシングが難しく、虫歯、歯周病になりやすいですが、矯正治療によって予防が出来ます。また、歯並びが良くなると自分に自信がつき、性格が明るくなる方が多いようです。治療期間が長くなる事、装置を口に入れる事へ のストレスなど、デメリットもあります。
Q2 矯正歯科治療に年齢制限はありますか?
年齢制限はありません。大人の方も可能です。しかし、犬歯が生え変わってしまうと(だいたい11歳位)犬歯の位置を治すために費用と時間がかかってしまいます。早めのご相談をおすすめします。「おかしい?」と思ったときが治療開始のタイ ミングです。
Q3 中学生の息子の歯並びが悪いのですが、矯正歯科治療が勉強に差し支えないか心配です。
本人にやる気があれば、勉強にも障りはないと考えられます。十分な説明をして納得していただいて治療を開始するのが望ましいと思います。
Q4 一年後には結婚、転居が決まっています。今から矯正歯科治療を始めてよいでしょうか?
一年では治療が終わらない場合があります。転居後に通院可能なところにある医院に相談された方が良いでしょう
Q5 矯正歯科治療後に気をつけることは何ですか?
出来る限り長く、美しい歯並びと良い噛み合せを保つためには、何よりもまめな歯磨きの習慣をつけることです。歯周病菌を寄せ付けないためには、歯磨きだけでは落とせない汚れを取って、歯全体を専用器具でクリーニングするPMTCを定期的に受けられることをお勧めします。
Q6 差し歯があっても矯正歯科治療は出来ますか?
出来ます。差し歯でも矯正装置の装着には差し支えありません
Q7 矯正中に虫歯になった場合、治療は可能ですか?
矯正治療中に虫歯になった場合は、治療可能です。矯正中の虫歯や歯周病を予防するための正しい歯磨きの方法も、指導いたします。
お子様のうちに歯並びは治しておこう
宮本歯科医院では、お子様の矯正歯科治療を受け付けております。
歯並びは、見た目だけでなく口腔内の健康面にも影響を及ぼします。
お口の中の環境が整えば、歯磨きがしやすくなったり良いことばかりです。
治療の時期は個人によって異なりますが、ぜひ一度ご相談ください。
なぜ矯正治療をするの?
お子様の成長期に矯正治療を行うことで、機能的・健康的な面で良い効果が期待できます。
①食べ物を噛みやすくする
歯並びや噛み合わせを治すことで、食事のしやすさの改善が期待できます。
②言葉の発音を改善
矯正治療を行うことで不明瞭な発音や舌の傷つきやすさ、話しにくさを改善する期待ができ、コミュニケーションが取りやすくなります。
③あごの成長を助ける
矯正治療を行うことで、歯並び、噛み合わせを治し上下のあごのバランスを良い方向へ整えることが可能になります。
④虫歯・歯周病になりにくくなる
歯並びが良くなることによって歯磨きがやりやすくなるため、むし歯、歯周病の予防に効果が期待できます。
⑤審美的な改善が見込める
歯並びの悪さがコンプレックスになり、話すことが控えめになったり笑いにくくなってしまう方がおられます。
矯正治療によってそれらの改善・解消が可能です。
幼少期に矯正治療を行うメリット
① 抜歯が回避できる可能性が高くなる
お子様の矯正治療を行うことで、あごの成長によって歯が正しく並ぶスペースを確保できるようになります。
その結果、抜歯せずに矯正できる可能性が高いのです。
②後戻りが起こりにくい
お子様のうちに矯正治療を行なっておくことで、口腔習癖の改善など根本的な原因にアプローチできるため、後戻りが起こりにくくなります。
③お子様の負担軽減につながる
幼少期から矯正治療を開始することにより、ワイヤーやブラケットによる矯正を避けられたり、治療期間を短縮できることからお子様の負担軽減につながります。
費用について
※小児矯正治療は自費治療になります。
【小児矯正Ⅰ期】 相談・検査 / 診断・治療 | 120,000〜270,000円 |
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【小児矯正Ⅱ期】 相談・検査 / 診断・治療 | 120,000〜270,000円 |