デンタルコラム
歯周病は予防できる?対策4選をご紹介!
歯磨き粉のCMで「歯周病」という言葉をよく耳にしますよね?
「歯周病が悪い病気なのは知ってる」「どう対策したらいいかわからない」という方も少なくないはずです。
今回は、「歯周病は予防できるのか?」について解説していきます。
また、歯周病への対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
歯周病で歯を失ってしまうの?
歯周病は、歯を失う原因の一因になっているのをご存知でしょうか?
公益財団法人8020推進財団が平成30年(2018年)全国の歯科医院に調査した「第2回 永久歯の抜歯原因調査 報告書」にて詳細の原因が判明しました。
- 歯周病(37.1%)
- う蝕 (29.2%)
- 破折 (17.8%)
- 埋伏歯(5.0%)
- 矯正 (1.9%)
- その他(7.6%)
意外にも、虫歯より歯周病の割合が大きいことがわかります。
歯周病は自覚症状がほとんどないため、進行していても痛みがほとんどでません。
「気づいた頃には手遅れ」とならないために、日頃から対策をすることが重要です。
歯周病を予防するための対策4選
歯周病は日頃の生活習慣で、予防することができます。
ここでは歯周病を予防するための対策を4つご紹介しますので、できることから実践をしていきましょう!
対策①規則正しい生活を心がける
不規則な生活習慣は、歯周病の原因です。
偏った食生活やストレスなどで生活習慣が乱れると、免疫機能が低下し細菌に感染しやすい体になってしまいます。
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされるので、日頃の体調管理も対策のひとつです。
栄養バランスのとれた食事を心がけ、十分な睡眠をとって免疫力を上げていきましょう。
対策②日頃から歯の状態をチェックする
日頃から歯の状態をチェックすることで、小さな変化に気づくことができます。
- 朝、口の中がネバネバする
- 歯肉の色が赤い
- 歯茎は腫れていないか
- 歯茎から出血していないか
このような症状が見られる場合、進行している可能性が高いので、すぐにかかりつけの歯科医院に受診しましょう。
日頃から歯の状態をチェックすることで、異常を早期に発見することができます。
対策③丁寧なブラッシングを心がける
歯周病を予防するには、丁寧なブラッシングを心がけることが大切です。
磨き残しがあると、歯垢が残り歯周病の原因になってしまします。
歯と歯茎の間もしっかりと磨く必要があるので、歯間ブラシや糸ようじを使うと便利です。
正しいブラッシングに自信がない方は、歯科医院でアドバイスをもらいましょう。
対策④歯科医院で定期的に歯のメンテナンスを受ける
歯科医院で定期的に歯のメンテナンスを受けることも、歯周病対策のひとつです。
日頃の丁寧なセルフケアも大切ですが、それだけではどうしても限界があります。知らないうちに歯垢が溜まっていたり、歯石が付着していたりすることも少なくありません。
定期的に歯のメンテナンスを受けることは、予防だけでなく健康な歯を維持することにも繋がります。
通いやすい歯科医院を見つけ、定期的に歯のメンテナンスを受けましょう。
医院紹介
【医院名】 宮本歯科医院
【住所】 福岡県北九州市八幡西区穴生1-12-29
【電話番号】 093-622-3600
【営業時間】
月~金:10:00~12:30/14:30~20:30
土 :9:30~12:30/14:30~18:30
【休診日】:日曜日・祝日
【最寄り駅】 筑豊電気鉄道 穴生駅 出口徒歩5分